あとがき


 1、2月半ばから再開させて頂いた改修工事の賛助募金は、9月20日までに靖国神社崇敬奉賛会・同台経済懇話会・英霊にこたえる会・陸士五十八期生会・理想科学工業(株)を始めとして、1499人、総額****万円を超える多額のご協賛を頂き、誠にありがとうございました。
 目標額の****万円には達しませんでしたが、この金額の範囲内で駐車場周辺の補完工事と落石防護工事を年内に施行し、庫裏の本格的改修は来年度に施工することとなりました。
 前段の工事については基本設計・風致地区内行為許可申請・請負業者の選定などを経て11月末完成を目指して目下施工中です。
 詳細は次号会報に報告する予定です。

 2、終戦記念日の前後の8月8日から16日にかけて、静岡市在住の河守廣征氏(守る会理事)が、興亜観音のパネル展示を含めた「激動の二十世紀展」を開催したところ、予想を越える約三千人の入場者を集めて大きな成果を挙げました。
 誌面締め切りの都合から本文に収録できませんでしたので、報告の詳細は別刷りして会報に同封させていただきました。

 3、去る(2001年)8月12日の17時30分からのTBSテレビの靖国問題を巡る報道特別番組に興亜観音の全景と、伊丹妙徳住職の総理の8月15日の靖国公式参拝を希求する談話が放映されました。
 小泉総理の前倒し参拝には失望を禁じ得ませんでしたが、何はともあれ興亜観音が始めてテレビ画面に登場し全国的に認知される契機になったのは、大変有り難いことでありました。
 大いに意を強くして興亜観音護持のため会員の拡大・組織の教化に一層邁進したい、と考える次第です。


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