祖国日本の再建は教育の復興に在り
一、大病日本
若者は喫煙飲酒・いじめ・たかり・不登校・暴力・暴走族・不純異性交遊・黒髪に誇り無き茶髪族。
成人は金々・物々で、詐欺横領・保険金欲しさの殺人等。
政官財の癒着と贈収賄事件、更には、各界各層の責任有る地位に有る者の業務に対する指導力、監督力の欠如と無責任。
加うるにその最高責任者たる者の態度も同様と来ては唖然とするばかりである。
社会科の教科書採択に当たって、左翼の妨害に遭って、一度決定したものを変更するという教育委員会の弱腰振りは何たることか。
隣国である中共や韓国・北朝鮮の度重なる不当かつ無礼に対する主権国家としての誇りも襟度も欠く平身低頭には悲憤を禁じ得ない。
二、原因は何か
(1)敗戦のショックにより日本人としての誇りと自信を失ったこと。
(2)占領軍の苛酷な日本弱体化政策である。
新聞・雑誌・ラジオ・映画による戦争贖罪キャンペーン。
天皇と国民の難間策・八紘一宇・大東亜戦争・大東亜共栄圏の用語の使用禁止、大東亜戦争は太平洋戦争に、然もこの戦争は侵略戦争であり残虐非道であった。
依ってその責任者を軍事法廷で裁き罰する。
この太平洋戦争史観と東京裁判史観は、戦後の日本教育界とマスコミ界に内在し、今日もまだ日本人の歴史観国家観を支配拘束している。
(3)神道指令・国家から分離・学校教育から排除。
(4)修身・日本史・地理の授業の停止。
(5)武道の禁止。
(6)教育勅語奉読禁止―――国会での無効決議。
(7)米国製憲法の公布。
(8)日本国なき教育基本法の制定。
(9)米国の教育使節団が来日し、全国を視察し、日本民主化教育の指針を作成報告した。
これを受け政府・文部省はアメリカ指向の教育を展開した。
一方で日教組は、学校では国語や社会科で盛んに偏向教育を展開し、特に国旗・国歌を認めず、掲揚や斉唱に反対し、妨害までした。
また道徳教育に反対して行わず、学級活動に利用していた。
特に文部省が掲げた教育施策は全部反対し闘争した。
三、どんな対策が必要か
(1)国民全体が教育勅語を奉読し実行する。
(2)現行憲法を廃棄し、自主憲法を制定する。
(3)教育基本法に日本国民の育成をうたう。
(4)日本民族覚醒のキャンペーンを展開する。
(一)家庭では
(1)大自然に感謝
(2)皇国に誇りを
(3)国旗掲揚・国歌斉唱
(4)先祖に感謝
(5)明るい挨拶
(6)皆で協力お手伝い
(7)昔話・偉人伝・小学唱歌に親しもう
(8)隣近所も皆仲良く
(9)神社やお寺にお参りしよう
(10)基本のしつけをしっかりと
(二)学校では
(1)道徳・修身・訓練・鍛錬を
(2)武士道精神体得のため、柔・剣・弓道のお稽古
(3)掃除を通じて心の掃除
(4)勤労奉仕で汗を流そう
(5)農・水産・工業を体験して生産活動を理解しよう
(6)登山・遠泳・行軍などに参加して体力・気力を増進させよう。
四、教育は国の大本なり
教育の再建復興が急務である。
まず教師の意識改革からであるが、第一に、直接国政にたずさわる国会と政府は本気で取り組んで頂きたい。
第二に文部省・都道府県・市区町村の首長と教育長は、学校の現状知悉し、適時適正な指導助言を与え、厳正な監督により、信賞必罰。
教師は教育の重大さを知り、その使命感に目覚め、師道を探求し、師魂を燃やして、児童・生徒の教育に専念し成果を挙げて国民の負託に答えて欲しい。
心底から教師の誇りと喜びを味わって頂きたいと願う。