興亜観音との出会いと
興亜観音を守る会に入会して

野本廣之

 昨年(平成14)年11月16日に行われた「興亜観音を守る会・創立8周年パーティ」に、同会会員である佐々木高治、佐久間基至両君と参加させて頂き、田中正明先生や多くの諸先輩方のもの凄いパワーに感動しました。
 まだ入会したばかりの若輩ものですが、僭越(せんえつ)ながら「興亜観音との出会いと、興亜観音を守る会入会の経緯」について、書かせて頂きます。
 私が「興亜観音」の存在を知ったのは、今から2年前の事です。
 当時佐々木君から「プライド」という映画を紹介され、同じ志を持つ10人位の仲間と一緒に見に行きました。
 映画を見終わった時、大東亜戦争・極東国際軍事裁判など、自分が教わってきた歴史の事実と違うことを知り、愕然(がくぜん)といたしました。
 元々、私の父は海軍の軍人でしたし、幼い頃から私の家には「皇室カレンダー」を掲げて皇室を崇拝している家でしたので、私はまともな価値観で育ったつもりでしたが、戦後のアメリカ軍の占領政策で、知らず知らずのうちに私自身「太平洋戦争は日本が仕掛けた戦争で日本が悪かった」というように思いこまされていたのでしょうが、映画を見るまでは、日本が悪かったのでは・・・と、思っていたことに気が付きました。
 しかし、この映画やその関係の書物を読むうちに、私達の世代が完全に洗脳されていることに気付き、なぜこのようなことになってしまったのか疑問に思うようになりました。
 その後も、これも佐久間君から紹介された「国際派日本人紹介講座」のメールマガジンで、松井石根大将の存在を知り、読み終わると同時にこの感動と事実を、私達の世代や、下の世代に伝えなければ、という気持ちが湧き起こりました。
 例えば、「極東国際軍事裁判」、「南京大虐殺」の真実はほとんど間違った伝わり方をしており、それが今の日本を駄目にしている原因の一つだと確信し、何か私たちに出来ることは無いか、と友人達と共に活動をするようになりました。
 活動といってもまだ僅かですが、2年目の12月23日からは、第1回目の皇居参賀に行かせて頂き、終わると同時に新幹線で熱海に向かい、興亜観音で行われる午後1時からの法要に参加させて頂いております。
 また、8月15日には靖国神社で正式参拝をさせて頂いたり、東京の箱崎にあるロイヤルパークホテルを拠点に中条高徳先生の講演や勉強会を開催したりして、同志を増やし正しい歴史を伝える活動をしております。
 また、以前に興亜観音に参詣した折、田中正明先生とお会いさせて頂く事が出来ましたが、伺っておりました仲間が、そのお話の内容に大変感動し、また更にパワーアップした活動を計画する原動力となりました。
 最後に、私どもは今後さらに力強い活動をしていくには、まだまだ勉強が足りませんので、興亜観音を守る会の皆様に今後も色々と助けて頂きながら、この活動を次の世代に伝え、若い会員を増やして行きたいと思いますので、よろしくご指導下さるようお願い致します。

(守る会会員・食品会社経営)


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