『百人斬り訴訟を支援する会』発足 |
戦後のBC級戦犯裁判の不当性については、多く語られている通りですが、その中でも代表的なものに東京日々新聞(現在の毎日新聞)の南京戦における「百人斬り競争」記事だけを根拠にした、南京軍事法廷の向井・野田両少尉(当時)の「有罪・死刑」裁判があることは皆様よくご存知の通りです。
野田少尉の実の妹である野田マサさんと、向井少尉の長女、エミコ・クーパーさん、次女、田所千恵子さんは、マスコミと出版社を恐れて50年余りも「戦犯」の家族の汚名を着せられたまま辛い悲しい生活を送ってこられました。
しかし「我慢も限界、最初で最後の訴訟」として、去る平成15年4月28日、東京地方裁判所に対し「出版差し止め」、「謝罪広告」と「損害賠償」を求める訴えを提起しました。
(1)事実に反する報道を続け、その誤りを訂正しない毎日新聞社
(2)つくり話を事実であると書き続けている本多勝一
(3)虚構の内容を出版し続ける朝日新聞社と柏書房
の4者が被告です。
去る平成15年7月7日、第1回公判が東京地裁で行われ、原告を代表して田所千恵子さんが切々と胸を打つ冒頭陳述を行いました。
第2回公判は9月22日に行われましたが、次回は12月1日と決まっています。
原告の弁護団は高池勝彦、稲田明美ら15名の弁護士となっております。
この裁判に勝つためには、事実を明らかにしてご遺族の主張が正しいことを論証しなければなりません。
もう70年近い昔のことから今日までの、様々な事実をしっかりと把握し整理することが大切です。
幸いすでに全国の皆さんから貴重な証言や激励が続々と寄せられています。
松井大将が有罪とされた南京大虐殺という虚構にも、この百人斬りは大きな係わりがあり、興亜観音を守る会としても到底、無関心ではおられません。
この裁判に勝つことは松井大将の名誉回復にもつながることであり、ひいては、今の日本を変えることになると考えています。
発足した「百人斬り訴訟を支援する会」についてのお問い合わせと入会お申し込みは下記へどうぞ。
百人斬り訴訟を支援する会事務局
TEL 03-3271-0262(FAX 03-3271-0263)