プロパガンダ戦「南京事件」
秘録写真で見る「南京大虐殺」の真実

松尾 一郎(まつお いちろう)


光人社『プロパガンダ戦「南京事件」』表紙

目 次
序にかえて まえがき
序 章 南京事件真相解明の鍵
南京事件とは何か?  虐殺が起きた期間と地域
南京事件の矛盾と謎  中国の『デマ宣伝』を脅威に感じていた日本政府
第一章 中国軍(国民政府)宣伝組織とニセ写真
中国軍(国民政府)宣伝組織の実態 南京事件のプロパガンダ性  『ライフ』赤ん坊写真
(国民政府)軍事委員会政治部と(国民党)中央宣伝部国際宣伝処  日本軍残虐写の募集広告
軍事委員会政治部製作『日寇暴行実録』写真集  ニセ写真の分析『外国人の見た日本軍の暴行』に掲載されるニセ写真
国民(中華民国)政府宣伝組織図  (国民党)国際宣伝処が米国写真雑誌『ルック』に送った写真
ニセ写真はどのように作られたかニセ写真のルーツ
第ニ章 映像に残る南京
米国聖公会布教(伝道)団ジョン・ギレスピー・マギー牧師撮影16ミリフィルム
米国パラマウント・ニュース映画(NHK『映像の世紀 日本』11巻)
東宝映画文化部製作 戦線後方記録映画 南京
第三章 「南京事件」虐殺数の謎
第一期(昭和十二年七月七日〜昭和二十年八月十五日)盧溝橋事件から終戦まで
第二期(昭和二十年八月十五日〜昭和二十三年末)終戦から東京裁判終了まで
第三期(昭和二十三年末〜昭和四十七年)東京裁判終了から日中国交正常化交渉直後まで
第四期(昭和四十八年〜現在)日中国交正常化後から現在まで・・・
第四章 「南京事件」の疑問
『南京大虐殺』は戦後に作られた呼び名  百人を超える記者たちへの疑問
「動機」が見当たらない事件  中支那派遣軍司令官 松井石根と興亜観音
南京の人口推移への疑問  米国に解読されていた外務省(廣田弘毅)電文
死体埋葬数の疑問  百人斬りへの疑問
中国軍(国民党)の戦術と国際法
終 章 国際宣伝戦での敗北
参考文献  あとがき

 「本書は真相の解明に対し、実に多くの示唆に富む研究成果である。
ことにニセ写真の分析に精力的に取り組むなど、
事件究明の上で核心をついている。
『南京大虐殺』の嘘の解明がさらに進むことを期待するとともに、
より多くの人に読まれ、歴史の真実が広く伝えられることを願ってやまない」
(黄 文雄)

書籍名 プロパガンダ戦「南京事件」
著者名 松尾 一郎(まつお いちろう)
出版社 光人社
ISBN ISBN4-7698-1163-2
定価 本体1800円+税
詳細情報 2003(平成15)年12月17発売

[関連項目] : [1] [2]
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