ハーグ条約(1907)

 1907(明治)年6月アメリカのルーズ・ベルト大統領の提唱により、オランダ、ハーグでの第2回万国平和会議が開催された。南京事件当時、日本軍はこの条約を批准していた。
 この会議では、戦争に関する多くの重要な条約が調印された。それらには次のものがあった。
 これらの内容で南京事件に該当するのは「陸戦の法規に関する規則」である。

 戦争一般に関するもの

 陸戦に関するもの

 海戦に関するもの

 中立に関するもの

 注・なお空戦に関する条約は無かったが、検討段階のものには、「空戦法規案」と2つの規則案が、公式に認められていた。

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