2014.2.14

 南京事件の資料、記憶遺産に申請 中国・南京市が準備作業開始

 13日付の中国紙・東方早報によると、日中戦争時に旧日本軍の南京占領で起きたとされる「南京事件」に関する当時の資料を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に申請するとして、江蘇省南京市当局が準備作業を始めた。
 同市の公文書館は11日に、1937〜47年当時の「中華民国」南京市政府などが作成した文書183点を公開した。旧日本軍が行ったとする「犯罪的な行為」に関する内容で、いわゆる「従軍慰安婦」に関する資料もあるという。