昭和史の真実
日米関係を破綻させた米国の極東戦略

※ 本書関連要図 【明治37(1904)年〜昭和16(1945)年】

目 次

第一章 米国の戦争責任を問う −米国の満州介入によって始まった日米対決
1、 昭和史を見直す四つの視点
2、 満州をめぐる日本と米国 正当性をもった日本の満州権益/米国による満州介入への動き
3、 煽られた中国の反日ナショナリズム 形成される反日包囲網/中国の反日ナショナリズム/阻害された日中和平への道
4、 強化される対中援助体制 米国の軍事援助の実態/援蒋ルートと我が国の対応
5、 米国の本格参戦に向けた対日圧力 米国による経済圧迫強化/死活求めた日本の南部仏印進駐/ハル・ノート
おわりに
第二章 昭和天皇のご見解 −なぜ大東亜戦争は勃発したのか
はじめに
1、 昭和天皇のご見解 −大東亜戦争の遠因について
2、 ご見解に関する解説 (1)国際連盟への幻滅−人種平等案の否決 (2)米国排日移民法の成立 (3)日英同盟の廃棄 (4)ワシントン海軍軍縮会議 (5)青島還付 (6)支那の反日教育
おわりに
第三章 アメリカ外交の総括 −ジョージ・F・ケナン「アメリカ外交50年」に見る
はじめに
1、 米国は元々満州における日本権益の正当性を認めていた
2、 米国は日本にとって実行不可能な原則を無理解なまま押し付けようとした
3、 米国は日本を駆逐した結果、その問題と責任を負っただけである
あとがきにかえて
昭和史関係略年表
主要参考文献
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